久しぶりにやってきました!ずいぶんほったらかしにしてしまったので工事担当の〇﨑さん怒ってるだろな~と思っていたんですが、忙しい中でも元気でニコニコ対応(いい人だ…)助かった~
着工からもう3年も経つんですね、今年の10月には竣工予定なので工事も終盤になり仕上げにかかっているところです。今日は天井の仕上げ作業の見学会ということで松本市や一般の方々も来ていました。
↓下に①既存の天井を剥がした状態の写真がありますが、下地が格子状になっているのがわかります、障子紙を張るような感じかなと軽く考えていた私は愚か者でした。
私の稚拙な文章と写真では到底説明することができません!②③のように資料がありますので詳しく知りたい方はお問い合わせください。 と言いたいところですが、頑張って説明したいと思います。
まずは部屋全体に足場を組みます、そこから和紙(細川紙)を張っていくのですが、これが一面につき6回!6工程ですよ!(1.骨縛り べた張り、2.際 べた張り、3.総べた張り、4.袋張り1回目、5.袋張り2回目、6.上張り)和紙の大きさや張り方を変えて重ね張りしていきます、乾燥させてからでないと次の工程に進めないので違う場所で作業を進めたり、糊の付け方もそれぞれ違っていたりと本当に手間が掛かる、しかも頭と腕を上げたままで…これは本当に大変な作業だと思います。全部同じような作業写真だと思ったかもしれませんが全部違う作業なんです!
ごめんなさいやっぱり無理です!私ごときでは全く説明不足なのでK君が作ってくれた資料をもらってきました(ありがとう)、興味のある方は見て下さい、これさえあればご自宅の天井も和紙仕上げに出来ますね~!
作業だけではありません、ここで使われている細川紙は重要文化財に指定され、ユネスコの無形文化遺産代表一覧表にも記載されているというなにげにスゴイもの!どこがどう凄いって・・・やっぱり説明しきれませんので「細川紙」で是非検索してみて下さい!昔ながらの製法で丹念に作られている細川紙、う~んこりゃスゴイ!これは大変だ!としか言いようがないんです。(決して面倒臭いからとかじゃあないんですよ、イヤこれ本当の話)
ちょっと暗くて判りにくいですが、屋根裏の耐震補強部材です、目立たたない所にしっかり入っています。
カワイイ天使達も綺麗に塗装してもらって、よかったヨカッタ。
昨年以上に暑い中での作業大変お疲れ様です、熱中症にはくれぐれも気を付けて下さい!