HOME事業内容企業情報求人情報
環境配慮型リニューアル
リニューアル後



工事概要
  この工事はCSR(企業の社会的責任)の積極的な取り組みの一環として環境負荷と建築コストの削減を図ったものである。医薬品開発の原点でもある旧製剤研究棟の建物を残し、本社の中心施設として再利用する為に、「部分解体・耐震改修・リニューアル工事」とした。同時に改正省エネ法の基準を満たす仕様にもなっている。

  「解体・新築工事」に比べ「改修工事」における二酸化炭素排出量は、およそ640tの軽減が見込まれ、また解体時に発生するコンクリートがら等を外構工事の路盤に再利用する事でリサイクル率を上げている。
           ■リニューアル後■    
 

 改正省エネ法による省エネルギー措置の概要(法改正平成22年4月)

     外装、窓を通しての熱損失防止措置   評価点合計【167】

     空気調和設備等            評価点合計【155】
            (設置空調機器のCO2排出量▲39.6t/年間)

     空気調和設備以外の機械換気設備    評価点合計【120】

     照明設備               評価点合計【128】
            (設置機器のCO2排出量▲3.9t/年間)

 
既存01   既存概要
昭和44年及び昭和48年の2期に分けて建てられた建物で、当初は研究所として使用され、後に事務所として改装された。しかし耐震性に問題があり、近年は倉庫としてのみ使用されていた。

   構造 規模  鉄筋コンクリート造 6階建て(一部鉄骨造)
   床 面 積   2,632㎡
   用    途  研究所
   竣    工  昭和44年及び昭和48年
   耐震性能   Is=0.33 (震度6弱で倒壊の恐れあり)

           ■リニューアル前■

 

 耐震診断 現地調査

  ■コンクリート材料調査の実施

    建物からコンクリートの円柱(供試対体)を採取、公的機関に持ち込み強度の確認を行う。                      (建物全体で計33箇所実施)
    設計強度21N/mm2に対して平均24.6N/mm2となり良好なコンクリートが打設されていた。

材料調査1材料調査2



  ■コンクリートの中性化試験の実施

    供試体に薬品を吹きかけコンクリートの中性化の度合いを確認。
    (コンクリートが中性化すると鉄筋に錆が発生し強度を保てなくなる)
    鉄筋に影響を及ぼす中性化の進行は見られなかった。

中性化試験1中性化試験2



  ■不同沈下の測定・傾斜量の調査

    建物の各部位の高さを測定することにより竣工時から沈下を起こしていないかを確認。
    不同沈下の傾向は観測されなかった。


 

  ■地盤の確認調査

    試掘を行い良好な地盤までラップルコンクリートがあることを確認。
    良好な地盤・施工の確認がとれた。

 

  ■鉄筋の施工状況の調査

    柱及び床の一部を斫り、鉄筋の設計図との整合性及び施工状況を確認。
    若干の不整合はあったものの概ね良好な配筋状況。

 

  ■経年劣化の確認

    ひび割れ・薄利・変質・錆等を調査し劣化の状況を確認。
   構造躯体(柱・梁)は概ね良好な状態であった、問題のある部分は補強時に補修を行っている。








                                                                                      このページの先頭へ

                                          次のページ(解体工事)→